活性酸素の発生メカニズムを詳しくのべると、専門的で難解なので、活性酸素がどんな性質をもつた物質なのかを、知っていただくだけの説明にとどめましょう。活性酸素は、四つのそれぞれ異なる凶悪な顔をもっています。活性酸素の種類は、(1)スーパーオキサイドラジカル (2)過酸化水素 (3)一重項酸素 (4)ハイドロキシルラジカルです。これらが、体内に存在する時間は100分の1秒くらいですが、常に発生を繰り返しています。その素顔を簡単に説明しましょう。
|
|
|
| (1) |
|
スーパーオキサイドラジカル |
|
|
人間は、細胞内のミトコンドリアという小器官で、酸素を生成して、生存のためのエネルギーを発生させます。スーパーオキサイドラジカルは、体内で常に発生しますが、放っておくと、細胞を傷つけるなど、生体に損傷をもたらします。 |
|
|
|
| (2) |
|
過酸化水素 |
|
|
スーパーオキサイドラジカルが、水の分子(H2O)と反応してして生成されるもので、ラジカルとはいえません。しかし、きわめて不安定なこの物質は、わずかなキッカケで、強い電子を放出するので、活性酸素の仲間とされています。 |
|
|
|
| (3) |
|
一重項酸素 |
|
|
この種類は、X線や紫外線を被ると、体内で大量に発生します。皮膚癌をはじめ、さまざまなガンにつながる、恐ろしい活性酸素です。シミ、シワ、クスミなど肌の老化を促進します。 |
|
|
|
| (4) |
|
ハイドロキシルラジカル |
|
|
ハイドロキシルラジカルは、活性酸素のなかでも、最も凶悪といわれています。その凄まじいまでの酸化力は、生活習慣病やガンを高確率で引き起こすといわれます。 |